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十五の春1


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2019年10月25日(金)
2604号 「十五の春その1」

このブログはもう十年以上続けています。
今回、バックナンバーをベースにして、加筆、訂正しながら書いてみます。
記事を書いた当時と、自分自身の基本的スタンスは変わっていません。
しかし、記事のデータ等がその当時のものとなりますのでその点に注意してご覧下さい。

「十五の春1」

十五の春を泣かすな・・・

十五歳で無事、中学を卒業して晴れて高校生となります。
無論、高校生になる道を選ばず、実社会に出ていく子ども達もいます。しかし、それはほんの僅かな数となっているようです。必然、ほとんどの子ども達は高校生になっていきます。義務教育と違い、高校進学には入学試験があります。ここ北海道では、地方の郡部ではほとんどが定員割れ・・・十五の春は泣きません~!

しかし、札幌圏や旭川、帯広、苫小牧など大きな地方都市では、そうはいきません。十五の春に泣く、ことになる子ども達もでてきます。先週でしょうか、北海道新聞にそれに関する記事がありました。ご覧になった方も多かったように思います。
道新は地方新聞ですから本州の皆さんにはわからないかもしれませんが・・・

道新の記事では、以下のような論調です・・・
「十五の春は泣かすべきでない!」、そうなのに、ことさら、合格実績作りのために難関校や上位校受験をけしかける「学習塾は、けしからん」的な論調であったように思います。

十五の春に泣くことは悪・・・・?!

この点を考えてみたいと思います。しかし、あくまで個人の意見としてご覧下さい~


「十五の春2」

今春の札幌上位四校の倍率を見てましょう。

平成24年2月28日最終発表です。
定員 志願者数 不合格予定数
札幌東 320名 417名 97名
札幌西 320名  428名   108名
札幌南 320名  412名   92名
札幌北 320名  431名   111名

単純に不合格予定数は408名です。
しかし、当日欠席も出ているはずですから
実際の不合格数は400名以下のはずです。
それにしても400名ですのですごい数です。

苫小牧を見てみましょう。
苫小牧は胆振東学区です。
地域一番校は苫小牧東校です。
同じく最終志願状況です。

苫小牧東 定員280名 志願者422名
不合格予定数 142名!です。
但し、実際は苫小牧高専との併願組が大量欠席しますかか
例年40~50名の欠席がでます。
しかし、今年はそれを引いても90名近くが不合格となっているはずです。


※苫東は当時は280名だったのですが、現在は定員240名となっています。

十五の春に大量不合格者がでています。
それは善?
それは悪?


続きます。

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by Topzemi-aobajuku | 2019-10-25 16:51 | 大野木塾長 | Comments(0)