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十五の春3


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2018年1月13日(土)
24768号

「十五の春3」

センターが始まりました。
JRの事故で受験生をパトカーで室工大まで送り届けたというニュースがありましたが、ほっとさせるニュースですね。警察さん~えらい!
さてさて、十五の春を考えるシリーズの3です。
実は昨年の11月以来となりますので話しの筋が見えない方はバックナンバーをご覧下さい。

2009年に民主党政権になり2010年から高校無償化が実施されました。その後、制度変更がなされ、現在は所得によっては無償にはならなくなりましたが(年収目安で910万以上が支援金なし!ただ年収900万以上の方は・・・・そんなには・・・・いないかな~まして・・・子育て世代で900万以上は・・・)、よって~ごくごく普通のサラリーマン世帯ではほぼ無料となります。これにより私立に対する垣根が低くなったように思います。
ここ苫小牧では、全国的に有名な駒大苫小牧高校がかなり前から、特待生認定をどんどん出しています。私立専願にする場合は、中位以上の成績で特待認定がもらえ奨学金がでます。返還の必要もありません。無償化による年間12万円ほどの補助金とあわせると、実質、学費が無償となるのです。これは効きました。当塾でも苫西なら大丈夫といった生徒が、学校推薦、特待認定で駒澤に進学していったケースがでてきました。以前では考えられないことです。
以前は私立は学費が高いので、何としても学費の安い公立に入ってもらわなければ・・・といった風潮がありましたが、私立の特待制度、また高校無償化の補助金によって、駒澤ほどではありませんが、他の私立でも成績上位の生徒は、学費がかからないようになっています。
北海道の場合は公立高では授業料は月額9900円です。駒大苫小牧が月額32800円、道内で一番高い立命館慶祥で月額にすると56833円となっています。他には、道栄で32000円、札幌日大で36700円、函館ラサールで46450円となっています。平成29年度実績。
私立は公立の3倍、立命館慶祥に至っては公立の約6倍の学費がかかります。さらには高校は3年間ですから、入学金も加えると約100万円もの差がでることになります。長く、この差が公立高の人気を支え、私立と公立の大きな差となっていたのです。

しかし、国からの支援金のお陰で・・・私立に行ってもまるまる全額払う必要がなくなったのです。年収350万~590万未満のご家庭では支援金が14850円でるのです。ということは駒澤さんや道栄さんにいって月額33000円としてもそのうち約10000円~15000円分はでるのです。自己負担は20000円以下となりますので一般的な塾代より安くなることになります。

テーマを戻しましょう。

十五の春です。

金銭的な負担が減った結果、「入れる高校」より「入りたい高校」にシフトされているように思います。「ここは一発、チャレンジ~」とお考えになるご家庭が増えたのかもしれません。少なくとも札幌の東西南北では「落ちたらしかたない・・・私立でリベンジ~」といった流れになっているようです。しかし・・・現実にAランク、Bランクで志願先を落とすこと(安全圏への変更)はできませんね。少なくとも札幌圏であれば「合格保障」など怖くて怖くてできません・・・しかし、ここ苫小牧ならAランクであれば・・・それだけで苫東は確実です!Bランクで落ちたら・・・「え~!落ちるの~」、「Cなら微妙です・・・落ちるときもあります・・・」って感じでしょうか・・

続きます。


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by Topzemi-aobajuku | 2018-01-13 23:17 | 大野木塾長 | Comments(0)