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2014年9月3日(水)
1786号
「朗誦2」
朗誦(ろうしょう) = 脳(のう)が活(かっ)性(せい)化(か)する
青葉塾では授業の初(はじ)めに、毎回古典文の朗誦を行っています。朗誦と(ろうしょう)は、声を出して文を読むことです。始業前に脳(のう)を活性化(かっせいか)して、勉強の前の準備(じゅんび)運動としての役割(やくわり)もあります。青葉塾では、ずっと昔から実践しています。
そしてこの秋の朗誦の二つ目は有名な「学問のすすめ」です。出だしはご存じでも、その後は知らない方も多いのではないかと思います。現代でも十分、通用すると思いませんか?
学問(がくもん)のすゝ(す)め 福澤(ふくざわ)諭(ゆ)吉(きち)
天(てん)は人(ひと)の上(うえ)に人(ひと)を造(つく)らず、人(ひと)の下(した)に人(ひと)を造(つく)らずと云(い)へ(え)り。されども、今(いま)広(ひろ)く此(この)人間(にんげん)世(せ)界(かい)を見(み)渡(わた)すに、かしこき人(ひと)あり、おろかなる人(ひと)あり、貧(まず)しきもあり、富(と)めるもありて、其有様(そのありさま)、雲(くも)と泥(どろ)との相(そう)違(い)あるに似(に)たるは何(なん)ぞや。其(その)次(し)第(だい)、甚だ(はなは)明(あき)らかなり。されば賢人(けんじん)と愚人(ぐじん)との別(べつ)は、学(まな)ぶと学(まな)ばざるとに由(よ)りて出来(でき)たるものなり。諺に(ことわざ)云(い)は(わ)く、天(てん)は富(ふう)貴(き)を人(ひと)に与(あた)へ(え)ずして、これを其人(そのひと)の働き(はたら)に与(あた)ふ(う)るものなりと。
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by Topzemi-aobajuku
| 2014-09-03 10:56
| 大野木塾長
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