教育情報6
2012年 09月 07日
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2012年9月7日(金)
1255号
「進路情報6」
今日は24節気の「白露」です。
「秋が本格的に到来し
草花についた朝露が白く輝くころ」
といったところから
この名前がついたそうです。
そういえば、今日の苫小牧は秋らしい風
が吹いています。
北海道ではもうじき、標高の高い大雪の山々
では紅葉の便りも届くような季節となっています。
さて地元、登別明日(あげび)中学です。
鳴り物入りで始まった公立の中高一貫校です。
道内で初めての一貫校です。
平成19年開校ですので中学で入った
一期生が卒業するのは来年となります。
その実績によってはまた、大きなブームが
起きるかもしれません。
開校当初は倍率が3倍以上となり
かなりの激戦となりました。
しかし、その合格基準が実に曖昧であると
言わざるを得ません。
これは、あくまで私見ですので、
登別明日中を否定するのもでは
ありませんのでその点をご理解いただき
一意見としてご覧下さい。
過去にも登別明日の塾生はいましたし、
現在も登別明日の塾生は在塾しています。
まず、その入学試験です。
基本は、集団討論と面接、
作文による選抜となります。
開校当初ですが、
青葉塾から二人受験しました。
成績は申し分ありませんでした。
札幌圏の私学を受験してもきっと
合格するだけの力は持っていました。
立命でも大丈夫だったはずです。
しかし、二人とも札幌を受験することは
ありませんでした。
開校時の登別明日はまさに「鳴り物入り」で
地元の期待は非常に高かったからです。
作文指導は特に念入りに行いました。
もともと能力の高い二人ですから仕上がりも完璧!
ただ、気がかりは二人とも、おとなしい子だったこと
また、合否には平等を期すために
抽選も取り入れられたことです。
結果は、二人とも不合格でした・・・
今でも覚えていますが、
ダメだったとき・・・・信じられませんでした。
あの優秀な二人が落ちるような
テストとは何????
それ以来、塾からお勧めすることはありません。
しかし、受験希望の場合はそのことを
お話した上で指導させていただいています。
作文指導と面接、集団討論の練習です。
特に面接、討論は最重点項目です。
これがクリアーできれば、学力は二の次・・・
その後、受験した子はばっちりでした。
合格です!
しかし、大きな矛盾を感じます。
試験での短い面接や討論で、
その子本来持っている能力
や優しい性格、協調性など判定することは
不可能だと思うからです。
試験管の主観が入るようなテストで合否が
判定されることは
まったくもって不合理・・・
私塾の立場から言えば、試験になっていないな~
と自分では思っています。
あくまで私見ですので・・・
この記事を書くにあたって道内でも
最大手の試験事務局にも
情報をお願いしましたが、
「合格基準がわからない」
「少なくとも学力は関係ない」
「SSが40位の生徒でも合格している」
とのことでした。
この話にはその後があります。
また、お越し下さい。
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by Topzemi-aobajuku | 2012-09-07 11:50 | 大野木塾長 | Comments(0)