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平成23年9月28日(水)
1568号
「リッツカールトン」
リッツカールトンとくれば大変、有名なホテルです。
大阪が日本進出の最初だったと思います。
その後、東京ミッドタウンに進出しました。
1泊するだけで約4万円~6万円!
泊まるだけです!
そんなリッツカールトンで支配人だった高野登さんの
記事が青年塾のメールにありました。
高野さんの本は私も買いました!
一部だけ抜粋してみます。
20110924「広げよう!いのちの授業 第7回大会IN愛知」
人とホスピタリティ研究所 代表 高野登
ホスピタリティという言葉は今でこそよく言われるが、日本では古い言葉ではない。日本では「もてなし」と言われる。もてなしの原点は、聖徳太子『和をもって尊しとなす』ではないか。
「以って成す」がもてなす。リッツ・カールトンは、何を以って、何を成してきたのか? 人の命と向き合うぐらいの気持ちで、お客様のいのちを輝かす、元気になってもらいたい。誰もがやっている仕事を、誰もがやらないぐらいにやる。
中略
コミュニティのつながりが強く残っているのは沖縄。北大東島。沖縄の人もあまり行ったことがないような人口500人の田舎の島。高校は無い。村長と知り合い、中学校の卒業式に出席した。1日1便のプロペラ機で行った。島で出会うすべての子供が、自分から「こんにちわ」と声をかけてくる。5人ぐらいに続けて言われて、それだけで感動した。卒業生は一人一人感謝の言葉を述べ、それに親が言葉を返す。みんな「この島に生まれてよかった」と言う。何もない島で、山も川も無い。信号は学校の前にひとつだけある。いつも青。信号とは何かを教えるためにある。
ホスピタリティのガラパゴス島と、私は北大東島を呼んでいる。高校へ行くときにはみんなで送り出してくれる。本島まで往復4万数千円もして、簡単には戻って来れない。何巻も続いている本の1巻を、1年に1回やってきてくれる本屋さんから子供が買った。次を読みたくない?と聞けば、もちろん読みたいと答える。でも子供はお小遣いをためて1年後にまた本屋さんが来るのを楽しみに待っている。北大東島は時間がゆっくり流れている。村中みんなつながっている。昔の日本はみんなそうだった。
私はアメリカで長く仕事をしていた。アメリカの家は昔から子供部屋がある。でもベッドだけで、TVもパソコンもラジオも無かった。鍵も無く、いつでも親が自由に入れるようになっていた。子供は寝るとき以外は、親と一緒に過ごしていた。子供が親と過ごす場所は決まっていた。日本の子供部屋とはまるで違う。アメリカは自由の国だが、結構いろいろな規則・ルールが存在している。
相手に寄り添う気持ちがホスピタリティ。だとすれば、最初のステップは家庭、次が地域社会。
モノの豊かさばかりの経済至上主義の中で、私たちは「幸せは自分の外にある」と思い込まされてきた。でも今回の311は「幸せは自分の内側にものさしがある」ことを改めて気づかせてくれた。
一部抜粋ですので分かりづらいかもしれませんが、一番気になったところは子ども部屋の扱いです。日本の場合は子ども部屋にテレビもゲームもあるはずです。さらには、カギまでついているケースもよくききます。
私たちは、何か、大きな勘違いをしているのかもしれませんね。
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by Topzemi-aobajuku
| 2011-09-28 19:14
| 大野木塾長
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