2009年 11月 01日
急冷中
892号
「急冷中」
昨日から北海道は急冷中です。
昨夜の外気温は3度!
寒くて、寒くて、ぶるっ~という感じでした。
今日の朝一からの中3生対象のC対策は
昨日のうちにストーブのタイマーをセットしたぐらいです。
今秋になって初めてですね。
これからは日ごとに寒くなっていきます。
相変わらずインフルエンザもはやっています。
体調管理に気を遣う日々です。
さて、前回の公立校の定員について
胆振学区にしても、西と東では
不公平じゃないかと書きました。
現実問題として、公立の定員を減らさないと
私学は生き残っていけないのです。
ならば、皆が公立にいきたいわけは?
一番の理由は学費の問題でしょう。
公立校の学費は月額にすると9900円です。
それに比べて、多くの私学の学費は
月額3万円~4万円
ざっと3倍です。
普通は、これに通学費もかかりますから
大きな負担と言わざるえません。
苫小牧地区の私学でも、みなさん
進路指導、部活指導に熱心に取り組まれています。
その熱心さは公立以上だと私は感じています。
しかし、公立が第一で、私学は第二といった図式は
変わりません。
公立がだめだったから、しかたなく私立にいく・・・
今回、公立校の無償化に伴い
私学への援助も拡大されそうな報道になっています。
大変、望ましいことだと思います。
私学も公立も、その学校自体の魅力で
子どもたちが自由に選択できるような制度こそ
望ましい姿だと思います。
以前、でていたバウチャー制度など
ぜひ取り入れるべきだと思います。
学費上では差異を取り払い
学校の魅力で勝負する
魅力のない学校には生徒が来ませんから
学校の先生がたも今よりは真剣に授業に臨むことに
なるでしょう。
児童数はどんどん減っていくわけですから
現状の制度で私学を存続させるためには
公立の定員も減らしていくしかないわけです。
まさに構造的な問題なのです。
私学も公立も同じ土俵での募集にすること
そういった競争こそ求められていると思います。
そんなことを考えました。
今日から11月です。
みんな、がんばるぞ~!